スタッフブログ / スタッフのひとりごと
福岡市のクリスマスとモミの木/住宅のカビ発生について
今年の12月も残り2週間余りとなり、慌ただしい年末を迎えます。
天候が暖かった秋のシーズンから、やっと冬らしく各地で雪だよりが聞けます。
福岡営業所の石丸です。
福岡営業所ショールーム「DesignBridge」のある博多かいわいも、博多駅前広場に64万球の壮大なクリスマスイルミネーションが点灯しています。
よく宿泊するホテルにもクリスマスツリーが飾ってあり心が和みます。
クリスマスツリーと言えばモミの木ですが、モミという樹種は日本固有のマツ科の植物で、本州から九州に生育します。
しかし、発祥の地であるヨーロッパでは、クリスマスツリーにはモミでなく他の樹種が用いられるみたいですね。
今回は経験した事もある方はみえると思われますが、木材・漆喰材料他に発生するカビについてお話しをしましょう。
食材にも良くカビが発生してしまった。廃棄するしかない。と言う事があります。
《木材のカビ発生を防止するには》
建築業界でも家の木材の窓枠が黒ずんでしましたという事例があります。
木材でできたものは家の内外に多くあります。
木材の黒ズミは大きく分けて灰汁とカビによる物が挙げられます。
灰汁は経年変化によって発生する物ですが、カビの場合は放置する事により広がり、人体に影響を与える可能性もあります。
カビの発生原因に付いては、
カビは空気中に広く存在し目に見えないカビ菌微生物の胞子が、付着した木材表面の水分で発芽することにより発生します。
カビ菌は気温・湿気・栄養源などの条件が揃うと、あっという間に菌糸を伸ばし育成します。
更に、胞子を飛ばす事でカビ菌を空気中に放出させます。
従って、乾いた木材にカビ菌を撒いてもカビは発生しません。
第一の原因として木材表面が濡れていて初めてカビが発生してしまうのです。
木材にカビを発生させない様にするには、まず、住宅の建て方を工夫し、通気性を良くして結露等で木材表面を湿気させないことです。
住宅の保温・断熱の条件を改良するなど、家の構造を再検討する方法もあります。
住宅他の建物でお困りの事が有りましたら、商品の事も含め弊社にお気軽にお問い合わせください。
次回予告ですが、今年9月に福岡県糸島市に建築されたの宿泊施設とカフェ店舗のご紹介をさせて頂きます。
ロケーションも良く、素晴らしい建物です。こうご期待下さい。
来年も良い年になりますようにお祈り致します。