スタッフブログ / スタッフのひとりごと
世界文化遺産の天台宗比叡山延暦寺
中国四国エリアを中心として幅広く対応させていただいていますの石丸誠二です。
エリア内のお客様には引続きのご支援を宜しくお願いいたします。
今回は5月のゴールデンウイークを利用して、
広島から富士山を目指して夫婦仲良く軽自動車を走らせて4箔5日で旅行に出かけました。
ゴールデンウイーク前半に出発したので、天候にも恵まれて富士山も絶景でした!!
途中の1泊目を滋賀県にしたので、
千二百年の歴史を誇る滋賀県大津市の世界文化遺産の天台宗比叡山延暦寺に行きました。
テレビ放送で根本中堂(総本堂)の大改修を行っているのを見ていたので、どうしても改修現場を見学したくて訪問しました。
比叡山は大きく三塔の地域(東塔地区・西塔地区・横川地域)に分かれており、それらを総称して比叡山延暦寺と呼ぶそうです。
境内にはまだ八重桜・西洋シャクナゲがまだ咲いていました。
東塔地区にある根本中堂(総本堂)の大改修は、屋根の葺き替え/塗装(ちゃん塗・丹塗・漆塗)/色彩の洗浄剥落止/柱・軒廻り・床下の木部修理/飾り金具の修理に渡るそうです。
今回見学が出来たのは、根本中堂の銅板大屋根木材下地の施工状況でした。
長野県産のサワラ材の15×45㎝位の板状の材料を鎧張り状に張ってあります。
宮大工が使用している和釘・金槌(玄翁)は昔からの道具でした。
滋賀県が平成28年から大規模な改修工事を行っていますが、重要文化財の改修に必要な長野県産のサワラ材の調達が難しく、工期が1年9ヶ月ほど遅れて、完成予定は令和9年12月になるそうです。
大晦日の紅白歌合戦終了後のゆく年くる年の最初に出て来る、大講堂前にある鐘楼も撞いてみました。
壮大な建築物の構造・仕上げ等の見学が出来た事は、この時代に生きていた事に感謝します。
お近くに旅行をされる方は是非見学してみてください。
聖なる山のお寺で、心身ともに浄化できる体験が出来ると思います。
(次回ブログ予告)
前回の予告でお知らせする予定でした、本社のある愛知県名古屋市の松坂屋名古屋店・松坂屋名古屋店内に相次いでオープンした宝飾店テナントへの訪問取材予定でしたが、次回に報告しますので乞うご期待ください。
では、またお会いします機会までお楽しみにしてください。